低価格で高音質なマイクロフォンとして定評のあるFIFINE(ファイファイン)のダイナミック・マイクのAmpliTank K688のレビューです。
FIFINE AmpliTank K688
FIFINEのダイナミック・マイクであるAmpliTank K688は、
- XLR・USB接続両方に対応: Windows、Mac、PS4/PS5などに接続可能。
- タッチ式ミュートボタン搭載(USB接続のみ): ミュート操作が簡単。
- モニタリング用ヘッドホン端子搭載: 自分の音声をモニタリングできる。
- 入力ゲイン、モニター音量調整ノブ搭載: 環境に合わせて調整可能。
- コスパの高さ: 1万円以下で購入できる優れた性能。
Shure MV7との比較
FIFINE K688とShure MV7は、価格帯が全く異なるので、比較対象とするには、FIFINE K688が不利ですが、手元にあるのがShure MV7しかないのと、同じダイナミック・マイクということで比較してみました。
マイク | FIFINE AmpliTank K688 | Shure MV7 | Shure MV7X | Shure MV7+ |
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価格 (Amazon 2025.8.9) | ¥8,540 | ¥36,000 | ¥27,018 | ¥44,000 |
マイク周波数 | 70Hz ~ 15kHz | 20Hz ~ 20kHz | 50Hz ~ 16kHz | 50Hz ~ 16kHz |
マイクタイプ | ダイナミックマイク (単一指向性) | ダイナミックマイク (単一指向性) | ダイナミックマイク (単一指向性) | ダイナミックマイク (単一指向性) |
接続インターフェース | USB / XLR | USB / XLR | XLRのみ | USB / XLR |
コネクタ | USB Type-C | Micro USB Type-B | USB Type-C | USB Type-C |
マイクスタンド接続 | 3/8″、5/8″ | 3/8″、5/8″ | 3/8″、5/8″ | 3/8″、5/8″ |
特徴 | USBとXLR両対応、タッチ操作やモニター機能付きで高い汎用性とコスパを備えたストリーミング/ポッドキャスト向けモデル | ミュート機能 ノイズリダクション ボリュームコントロール(タッチパネル) | XLR専用のプロ仕様マイク。Voice Isolation 技術やポップフィルターなど、本格的な音質追求に適しています | USB-C+XLR両対応、DSP機能やリアルタイムモニタリング、LED操作パネルなど高機能なハイブリッドモデルで、特に柔軟な運用を求めるストリーマー/ポッドキャスターに最適です |
アプリ | – | ShurePlus MOTIV | – | MOTIV Mix, ShurePlus MOTIV Video, ShurePlus MOTIV Audio |
価格
何と言っても、Shure MV7と比較して圧倒的にFIFINE K688の方が、価格が安いです。Shure MV7は、3万円以上するので、1万円以下のFIFINE K688は、とてもリーズナブルで手の届きやすい価格です。オーディオ・ミキサーなど他の機器を購入する予算が確保できるので、助かります。
マイク周波数帯域
周波数帯域は、流石にShure MV7が広いです。FIFINE K688と比較して視聴してみると、MV7の方が周波数帯域の広さで、よい音質に聞こえますが、FIFINE K688も十分な音質で、聴き比べしてみないとわからないレベルです。価格差に関わらず、FIFINE K688も十分な音質だとわかりました。
マイクタイプ
Shure MV7もFIFINE K688も同じダイナミック・マイクです。単一指向性で気になるほどの違いは感じませんでしたが、Shure MV7は、後述するアプリ(ShurePlus MOTIV)でより、指向性の特性や音質の調整できるので、細かい設定を行いたい人は、Shure MV7がおすすめです。
接続インターフェース
どちらもXLR接続も、USB接続もできます。また、XLRケーブルが付属していないのも同じです。
コネクタ
Shure MV7は、micro USB-Bのコネクタです。FIFINE K688は、最近の主流であるUSB-Cのコネクタを採用しています。USB-Cでケーブルが統一したい方は、FIFINE K688がおすすめです。
マイクスタンド接続
どちらも、3/8″、5/8″でマイクスタンドに固定できます
機能
基本的な機能は、同等ですが、FIFINE K688は、ゲーミングを謳っているだけあって、RGBライティングの機能があります。
アプリ
専用のアプリがあるShure MV7は、EQ、コンプレッサー/リミッターなど細かい設定ができるのが良いですが、FIFINE K688は、本体のみで入力ゲイン、ボリュームなどのシンプルに設定ができるのも、良い点でしょう。
まとめ
FIFINE AmpliTank K688は、低価格でありながら、Shure MV7に負けない音質で使い勝手のよいダイナミック・マイクだと感じました。おすすめです♪

では、では♪
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