DOMIKEY HHKB キーキャップ
HHKB(Happy Hacking Keyboard)のキーキャップは、PFU純正の他にサードパーティ製のキーキャップがありますが、そのサードパーティ製メーカーの1つKPRepubulicのDOMIKEYブランドのHHKB用のキーキャップを購入してみました。
カラーリング
本日現在(2023.05.28)では、以下の5種類があります。
- dolch orange(オレンジとブラック)
- cyberpunk(ブルーとピンク)
- Atarntis blue(ネイビーブルーとイエロー)
- semiconductor(グリーンとブラック)
- 1980s(80年代風)
ボクは、「dolch orange」を購入してみました。
特徴
素材
ABS
DOMIKEYの素材は、このABSです。
ABSとは、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(Acrylonitrile butadiene styrene)樹脂という物です。
標準的な素材の1つで、多くのキーキャップで採用されています。安価で加工がしやすい特徴があります。
表面は比較的「ツルツル」しており、打鍵音は「カチャカチャ」した高いものになる傾向があります。
耐久性は、PBTと比較して弱く、紫外線にさらされると劣化したり、また長時間の使用で摩耗し、表面が「テカテカ」した感じになりやすいです。
PBT
HHKB純正の素材は、このPBTです。
PBTとは、ポリブチレンテレフタレート(polybutyleneterephtalate)樹脂という物です。
標準的な素材の1つで、ABSに比べて高級な素材です。
固く「サラサラ」した手触りで、ABSと比べると比重が重いため、打鍵音が「コトコト」といった低めな音になる傾向があります。
耐久性は、ABSと比較して強く、使い込んでも「テカテカ」になりにくいです。
印字・成形
融点の低いABS素材のため、ダブルショット(2色成形)という文字とそれ以外の部分を異なった色で成形する方法が採用されています。
そのため、一般的な印刷方法と異なり、印字が薄くなってしまうことがありません。
ちなみに、HHKB純正の印字は、昇華印刷です。昇華印刷は、インクを高音で転写する方法で、樹脂の中にインクを浸透させるので、こちらも長く使っても印字が薄くなってしまうことがありません。
純正キートップとの違い
キートップの高さ
キートップの高さが、HHKB純正よりも少し高いです。また、キートップよりもエッジが鋭角な印象です。
DOMIKEYで全てのキートップを装着した場合、気になりませんが、純正キートップと混ぜて装着する場合は、注意が必要です。
機能キーの印字
F1〜F12、PageUp / PageDownや矢印キーなど「Fn」キーを押下した場合に割り当てされている機能キーについては、純正キートップはキートップ前面に印刷されていますが、DOMIKEYの場合は印刷されていません。
すでに純正の「無刻印」キートップに慣れていて機能キーを熟知している方は、問題ないでしょう!
まとめ
気分転換に換装してみては、いかがでしょうか?
では、では♪
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