以前紹介したLofree Flow 84のLite版で、Kickstarterで予約していたLofree Flow Liteが届きましたので、レビューしていきます♪
Lofree Flow Lite 84
Lofree Flow Liteは、ガスケット・マウントを備えた75%ロープロファイル・キーボードです。
特徴
カラー
- ホワイト
- ピンク
- ビンテージグレー
の3色のラインアップになっています。
キースイッチ
Kailh製フルPOMスイッチ(Specter)が装着されています。
別売りで他のキースイッチにも換装できます。
スイッチ名称 | スイッチタイプ | 仕様 | スイッチ特徴 |
---|---|---|---|
Specter(スペクター) | リニア(赤軸) | 作動力: 40±15gF 総トラベル: 2.8±0.25mm 作動トラベル: 1.2±0.3mm スプリング長:15.5mm 耐久性: 5000万回 | 押下圧を50gfから40gfに軽減することで疲労を軽減できる 新しいリニアキースイッチ |
Hades(ハデス) | 静音リニア(赤軸) | 作動力: 40±10gF 総トラベル: 2.8±0.25mm 作動トラベル: 1.3±0.3mm スプリング長:15.5mm 耐久性: 5000万回 | 押下圧を50gfから40gfに軽減することで疲労を軽減できる 初の静音リニアスイッチ |
Ghost(ゴースト) | リニア(赤軸) | 作動力: 50±15gF 総トラベル: 2.8±0.25mm 作動トラベル: 1.2±0.3mm スプリング長:15.5mm 耐久性: 5000万回 | キーが軽く、ソフトタッチで入力できるスイッチ。 |
Phantom(ファントム) | タクタイル(茶軸) | 作動力: 45±15gF 総トラベル: 2.8±0.25mm 作動トラベル: 1.6±0.3mm スプリング長: 15.5mm 耐久性: 5000万回 | しっかりしたクリック感があるスイッチ。 |
ガスケット・マウント(gasket mount)
ガスケットマウント(gasket mount)は、メカニカルキーボードの構造のひとつで、打鍵時の衝撃を吸収して打鍵感を向上させることを目的としています。
Lofree Flow Lite 84では、このガスケットマウント機構を採用しています。
スペック
キー数 | 84キー |
マルチファンクションの数 | 16 |
キースイッチ | Specter |
寸法 | 316.8mm x 138mm x 23.5mm |
重量 | 555g |
充電端子 | USB-C |
最大動作時間 | 約80時間(ライトオフ時) |
フレーム | ABS |
キーキャップ | PbT + PC Double Shot |
ホットスワップ対応 | はい |
傾斜角度 | 3° / 6° |
構造 | ガスケット |
接続モード | Bluetooth & 有線 & 2.4Ghz |
動作OS | Windows / Android / macOS / iOS |
キーマップ変更ツール | Windows(macOS、サポート予定) |
バックライト | ホワイトライト |
充電時間 | 3時間 |
Bluetooth作動距離 | 15m |
ポートレート | 1000Hz |
技適認証 | はい |
レビュー
Lofree Flow 82 vs Lofreed Flow Lite 84
まずは、Lofree Flow 84 とLofree Flow Lite 84 とのスペックと価格の比較です。
Flow | Flow Lite | |
---|---|---|
ボディ素材 | アルミニウム | ABS |
カラー | ホワイト / ブラック | ホワイト/ ピンク / ビンテージグレー |
接続方式 | Bluetooth / 有線 | Bluetooth / 有線 / USBドングル(2.4Ghz) |
キーキャップ素材 | PBT | PBT + PC(Double Shot) |
角度調整 | なし | 3° / 6° |
ボリュームローラー | なし | あり |
キーマップ変更ツール | なし | Windows(macOS、サポート予定) |
価格 | ¥29,700 | ¥17,600 |
Lofree Flow Lite 84 は、価格的にもLofree Flow 84 の廉価版に思われるかも知れませんが、接続方式/角度調整/キーマップ変更ツールの対応など、Lofree Flow 84 より機能がアップしている点がいくつもあります。
Lofree Flow 84が筐体がアルミニウムということもあり、重量があり、高級感を感じる面も確かにあります。Lofree Flow Lite 84 は、筐体がABSとプラスチックなので高級感よりリーズナブルなモデルと感じるかも知れませんが、機能的に魅力があります。
今回、Lofree Flow 84 を所有しているボクが、Lofree Flow Lite 84 も購入した理由もここにあります。
ライティング
ライティングの仕方にも違いがあります。
Lofree Flow 84 は、キーキャップ背面と筐体の両サイドがライティングされます。
Lofree Flow Lite 84 は、キーキャップがダブルショットになっていて文字が浮き上がるようなライティングされます。
デザイン的にもキーキャップがダブルショットにより、キーの文字部分が控えめにライティングされるのも好みでした♪
タイピング(打鍵感)
基本的には、Lofree Flow 84 も Lofree Flow Lite 84 も優れたタイピングの感触の良さは変わりません。
ただ筐体の素材のためか、Lofree Flow 84 がアルミニウムなので、”コトコト”した感触、Lofree Flow Lite 84 はプラスチックなので、少し優しい感触には感じます。が、その差は僅かです。
どちらも是非一度、触ってみていただきたい素晴らしい打鍵感です。
まとめ
Lofree Flow Lite 84 は、Lofree Flow 84 の廉価版の位置付けに思われるかと思いますが、実際にはそうではありません。
中華製メーカーの面白いところで、新しいデバイスを出すごとに上位機種との差別化をするというより、その時ユーザーからフィードバックされた要望などや提供できるようになった機能をこだわりなく搭載してしまう傾向があると思います。
なので、Lofree Flow 84 の後継機種として出たLofree Flow Lite 84ですが、接続方法の種類であったり、傾斜スタンドであったり、キーマップ変更機能であったり、上位機種にない機能が搭載されるのが面白いですね。
製品の精度も今時、「中華メーカーだから、、、」ということもなく、国内メーカーに負けず劣らずの精度の製品もたくさん出てきています。(酷い製品もあるのも確かですが、、、)
今回紹介した、「Lofree Flow Lite 84」は、とても良いキーボードで使って満足できるものだと強くお勧めします♪
では、では♪
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