低価格で高音質なマイクロフォンとして定評のあるFIFINE(ファイファイン)のオーディオ・ミキサーのAmpliGame SC3に新たにホワイトのカラーバリエーションが追加されました。
FIFINEはかつては有名な音響メーカーにOEM製品を提供していた企業でしたが、近年では独自ブランド「FININE」を展開し、その製品は海外で高い評価を得ています。
今回は、「FIFINE」さんから、
- AmpliGame SC3(ゲーミング・オーディオ・ミキサー)
の、ご提供をいただきましたので、いろいろ試してレビューします。
FIFINE AmpliGame SC3
FIFINE AmpliGame SC3は、オーディオ・インターフェース、またはオーディオ・ミキサーと呼ばれる製品です。
概要
オーディオ・インターフェースとは?
パソコンで音楽製作などを行う場合に便利な機器で、マイクや楽器などのオーディオ信号をパソコンに入力するために必要となる機器です。
オーディオ・ミキサーとは?
音声をミックスさせて加工するものです。
FIFINE AmpliGame SC3は、このオーディオ・インターフェースの機能とオーディオ・ミキサーの機能を両方兼ね備えた機器です。
このFIFINE SC3を使うことで、入力に
- マイク
- ヘッドセット
- PC/タブレット/スマートフォン
などを音源として入力でき、また、出力に
- ヘッドフォン
- スピーカー
- PC/タブレット/スマートフォン
に、音源をミキシング(混ぜて)出力することができるようになります。特に、この製品は、「ゲーミング」と謳っているように、ゲーム実況配信や、ストリーミング(ライブ配信)向けに設計された機器です。
仕様
マイク入力 | |
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周波数帯域 | 20 ~ 20kHz |
ダイナミックレンジ | 75 db |
S/N比 | > 75 dB |
ゲイン範囲 | 50 dB |
ヘッドフォン出力 | |
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周波数帯域 | 20 ~ 20kHz |
出力電力 | 15mW@32Ω |
出力インピーダンス | 16 / 32 / 64 Ω |
ダイナミックレンジ | 90 dB |
ライン出力 | |
---|---|
周波数帯域 | 20 ~ 20kHz |
ダイナミックレンジ | 85 dB |
S/N比 | > 80 dB |
最大出力レベル | + 10 dB |
ライン入力 | |
---|---|
周波数帯域 | 20 ~ 20kHz |
ダイナミックレンジ | 75 dB |
ゲイン範囲 | 50 dB |
コンピュータ I/O | USB Type-C to USB Type-A 及び Type-C |
消費電力 | 電圧:5 ± 0.25V 電流:500 mA |
ビット深度 / サンプルレート | 16 bit / 44.1 Hz ~ 48 Hz |
音質
接続方式の違いによる音質を較べてみました。
- USB接続
XLR接続に比較して、まろやかで聞きやすい音質に感じました。 - XLR接続
USB接続と比較して、帯域が広く、低音から高音まで幅広い音質に感じました。また、一般的には、ノイズを拾いにくい接続方式です。
機能
RGBライティング
「ゲーミング」と謳っているだけあって、RGBのライティング機能があります。8種類のRBGパターンがあり、気分に合わせ変更でき、不要ならOFFにもできます。
音響効果
4つのカスタムボタンがあり、4種類の効果音や音声などを記録することができ、カスタムボタンを押下することで、再生します。いわゆる「ポン出し」と言われるもので、「ジャジャーン」とか「チーン」とかの効果音を出すことができます。
ボイスチェンジャー
「男性」「女性」「ロボット」「モンスター」「ベイビー」「お年寄り」のような声に変化するいわゆる「ボイスチェンジャー」の機能があります。
基調変更
「A、Bb、B、C、Db、D、Ab、G、Gb、F、E、Eb」と基調を変更する「ELECTRIC」という機能もあります。ただし、ボクが使ってみたところ、その効果がどのようなのか、よくわからない機能でした;(
まとめ
まず、ゲーム実況配信や、ストリーミング(ライブ配信)を始めて見るには、ちょうどいいお手頃価格なオーディオ・ミキサーですね。おすすめです♪
では、では♪
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