BDE(Borland Database Engine)とは?
BDEは、旧BorlandのデータベースエンジンでdBase、Accessなどのローカルデータベースや、InterBase、Oracle、DB2などのRDBMSとの接続などの機能を持つミドルウェアでしたが、2000年よりdbExpressと呼ばれるSQLドライバーアーキテクチャを導入し、BDEを廃止、2002年以降メンテナンスされず、FireDacの使用が推奨されています。
BDEのバージョン
Borland → Inprise → CodeGearと社名変更した後、現在はembarcaderoへ売却されており、BDEのサポート情報などは、同社に掲載されています。全て32bit版です。
BDE バージョン | バンドル製品 |
BDE 5.2 | Delphi 6 |
BDE 5.11 | C++Builder 5 |
BDE 5.10 | Delphi 5 |
BDE 5.01 | C++Builder 4 |
BDE 5.0 | Delphi 4 |
BDE 4.51 | Visual dBase |
BDE 4.01 | Delphi 3.1 |
BDE 4.0 | Delphi 3 |
BDEのインストール
BDEのインストールは、上記バンドル製品のインストールかバンドル製品付属のInstallShield(Borland Edition)により配布することができます。
しかしながら、この InstallShieldで作成したインストーラは、64bit未対応のためWindows 10の環境では、
\
と表示されます。BDEのドライバー類をBatchでインストールするよう考えましたが、色々調べてみたらCarsyBDEという64bit環境にBDEのインストールするインストーラを発見しました。インストールされるバージョンは、5.01です。
これで、試してみます。
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