低価格で高音質なマイクロフォンとして定評のあるFIFINE(ファイファイン)のダイナミック・マイクのAmpliGame AM8のシリーズに新たにホワイトとピンクのカラーバリエーションが追加されました。
FIFINEはかつては有名な音響メーカーにOEM製品を提供していた企業でしたが、近年では独自ブランド「FININE」を展開し、その製品は海外で高い評価を得ています。
今回は、「FIFINE」さんから、
- AmpliGame AM8(ゲーミング・マイク)
の、ご提供をいただきましたので、いろいろ試してレビューします。
FIFINE AmpliGame AM8
FIFINEのダイナミック・マイクであるAmpliGame AM8は、
- XLR・USB接続両方に対応: Windows、Mac、PS4/PS5などに接続可能。
- タッチ式ミュートボタン搭載(USB接続のみ): ミュート操作が簡単。
- モニタリング用ヘッドホン端子搭載: 自分の音声をモニタリングできる。
- 入力ゲイン、モニター音量調整ノブ搭載: 環境に合わせて調整可能。
- コスパの高さ: 1万円以下で購入できる優れた性能。
Shure MV7との比較
Fifine AM8とShure MV7は、価格帯が全く異なるので、比較対象とするには、Fifine AM8が不利ですが、手元にあるのがShure MV7しかないのと、同じダイナミック・マイクということで比較してみました。
マイク | Fifile AmpliGame AM8 | Shure MV7 |
---|---|---|
価格 (Amazon 2024.2.4) | ¥8,729 | ¥36,000 |
マイク周波数 | 50 Hz 〜 16000 Hz | 20 Hz 〜 20000 Hz |
マイクタイプ | ダイナミックマイク (単一指向性) | ダイナミックマイク (単一指向性) |
接続インターフェース | USB / XLR | USB / XLR |
コネクタ | USB Type-C | Micro USB Type-B |
マイクスタンド接続 | 3/8″、5/8″ | 3/8″、5/8″ |
機能 | ミュート機能 ノイズリダクション ボリュームコントロール(物理ボリューム) RGBライティング | ミュート機能 ノイズリダクション ボリュームコントロール(タッチパネル) |
アプリ | – | ShurePlus MOTIV |
価格
何と言っても、Shure MV7と比較して圧倒的にFifile AM8の方が、価格が安いです。Shure MV7は、3万円以上するので、1万円以下のFifine AM8は、とてもリーズナブルで手の届きやすい価格です。オーディオ・ミキサーなど他の機器を購入する予算が確保できるので、助かります。
マイク周波数帯域
周波数帯域は、流石にShure MV7が広いです。Fifine AM8と比較して視聴してみると、MV7の方が周波数帯域の広さで、よい音質に聞こえますが、Fifine AM8も十分な音質で、聴き比べしてみないとわからないレベルです。価格差に関わらず、Fifine AM8も十分な音質だとわかりました。
マイクタイプ
Shure MV7もFifine AM8も同じダイナミック・マイクです。単一指向性で気になるほどの違いは感じませんでしたが、Shure MV7は、後述するアプリ(ShurePlus MOTIV)でより、指向性の特性や音質の調整できるので、細かい設定を行いたい人は、Shure MV7がおすすめです。
接続インターフェース
どちらもXLR接続も、USB接続もできます。また、XLRケーブルが付属していないのも同じです。
コネクタ
Shure MV7は、micro USB-Bのコネクタです。Fifile AM8は、最近の主流であるUSB-Cのコネクタを採用しています。USB-Cでケーブルが統一したい方は、Fifine AM8がおすすめです。
マイクスタンド接続
どちらも、3/8″、5/8″でマイクスタンドに固定できます
機能
基本的な機能は、同等ですが、Fifine AM8は、ゲーミングを謳っているだけあって、RGBライティングの機能があります。
アプリ
専用のアプリがあるShure MV7は、EQ、コンプレッサー/リミッターなど細かい設定ができるのが良いですが、Fifile AM8は、本体のみで入力ゲイン、ボリュームなどのシンプルに設定ができるのも、良い点でしょう。
まとめ
FIFINE AmpliGame AM7は、低価格でありながら、Shure MV7に負けない音質で使い勝手のよいダイナミック・マイクだと感じました。おすすめです♪
では、では♪
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