Kailh（カイル）製POM スイッチとガスケット・マウントを備えた75% ロープロファイル キーボード。タイピングが、心地いいキーボードです 🙂

キーボード界隈で、話題になっているLofree Flow 84 を購入してみました♪

Lofree

Lofreeについて

Lofreeは、中国深圳市に本社を置くデザイナーグループによって設立されたライフスタイルブランドです。

Lofreeは、特にコンピュータ周辺機器に強みを持ち、Lofree TOUCH PBT ワイアレスマウスなど、レトロモダンなデザインが特徴な製品があります。

製品仕様

特徴

カラー

製品のラインアップとして、カラーは

• スペースグレイ
• シルバーホワイト

の２色のラインアップがあります。

キースイッチ

キースイッチは、３種類ありますが、上記カラーにより、スイッチは決まっています。他のスイッチに変更したい場合は、別売りで購入する必要があります。

スイッチ名称	スイッチタイプ	スイッチの特徴	カラーモデル
GHOST	リニア（赤軸）	キーが軽く、ソフトタッチで入力できるスイッチ。	シルバーホワイト
PHANTOM	タクタイル（茶軸）	リニアとクリッキーの中間のスイッチ。	スペースグレイ
WIZARD	クリッキー（青軸）	しっかりしたクリック感があるスイッチ。	（別売り）

ガスケットマウント （gasket mount）

ガスケットマウント（gasket mount）は、メカニカルキーボードの構造のひとつで、打鍵時の衝撃を吸収して打鍵感を向上させることを目的としています。

Lofree Flow 84では、このガスケットマウント機構を採用しています。

技術仕様

仕様

スイッチ	Kaih POM スイッチ（メカニカルスイッチ）
レイアウト	ANSI 75%
キー数	84キー
ホットスワット	対応
Nキーオールオーバー	対応
マウント方式	ガスケット・マウント
バックライト	White
サイドライト	8 RGB、3 モード

サイズ / 重量

サイズ	316 mm x 126 mm x 24.5 mm
重量	568 g
傾斜角度	3.9°（固定）

素材

フレーム	アルミニウム合金
キーキャップ	Dye-Sub PBT
ステム（軸）	フルPOM

接続

接続モード	Bluetooth 5.0 / USB-C 有線
接続デバイス	最大3台
Bluetooth名	Flow84@Lofree
対応システム	Windows / Android / macOS / iPadOS / iOS
無線範囲	15 M

電源

バッテリー容量	2000mAh
充電時間	3時間
駆動時間	最大40時間
充電ポート	USB-C

レビュー

購入（2024.7.18）してから、約2ヶ月使ってみてのレビューです。

購入動機

ロープロファイルが自分に合ってる？

ボクのメインキーボードは、HHKB（Happy Hacking Keyboard）ですが、

キートップの高さは、レギュラープロファイルと呼ばれるもので、かなり高さがあるものです。

仕事ではノートPCを使用することが多いので、Apple Magic Keyboardのようなパンタグラフやシザースイッチのように厚みのないキースイッチを触ることになりますが、自宅でHHKBを触るとその高さの違いで指が引っかかりを感じることがあります。

キーの運指？は、ノートPCだと隣や奥のキーには、あまり指を上げずに滑らすように移動することができますが、HHKBのようにレギュラープロファイルだと、しっかり指を上げる感じで別のキーに移動しないと引っかかります。

いい例えか分かりませんが、HHKBは「アコースティックピアノ」、指をハンマーのようにしっかり振り上げて打鍵しないといけないのに対し、ノートPCは、「シンセサイザー」、指を滑らせる打鍵の方法でもキーを押下さえできれば音がなる、という感じでしょうか？

「ひょっとして、ロープロファイルの方が、自分には合っているのかも？」と感じていたところです。

ガスケットマウントで打鍵が楽？

Apple Magic Keyboardを使っていた頃は、キートップの押し込みのストロークが短いため、まるでデスクを直接叩いているような感じで、一日打鍵していると指に痛みを感じてしまったため、クッションをつけていました。

クッションには、家に転がっていた隙間ふさぎテープを使っていましたが、今考えれば簡単なガスケットマウントってことでしょうか？

このガスケットマウントが採用されていることで、ロープロファイルでも打鍵で指に痛みを感じることが軽減されるのでは？と思いました。

Amazonプライムデーでお得に購入！

「Lofree Flow 84」は、定価￥29,700ですが、Amazonプライムデーで、￥18,000になっていたので、すかさずポチりました 🙂

感想

打鍵感がいいぞっ！！

とにかく、印象として打鍵感がいいです♪

メカニカルキーボードをたくさん触ってきた訳ではないのですが、打鍵していて別次元の気持ち良さです。

どうして、気持ちいいのか、いくつかの要素があると思うんですが、

キートップの遊びが少ない

キートップを左右に押し込んで揺らしてみても、遊びの部分が少ないのも打鍵感の良さにつながっている感じです。

ガスケットマウント

ふわふわした柔らかい感じではないんですが、ガスケットマウントにより、キーを押し込み切った時に指に伝わる衝撃が少ないのも打鍵感の良さのようです。

質感もよし！！

PBT素材のキートップの触り心地も良いですし、アルミフレームもApple製品に合う感じでよいです。

75%（84キー）は、便利？

HHKBを使っているボクとしては、F1などのFキーやHome / End キーは、必須ではありませんが、これらが存在している方が便利な人も多いと思います。

打鍵感がいいが…

ちょっと打鍵音が大きいです。会社で打鍵していると、ちょっと苦情がくる可能性があると思える音量です 🙁

角度調整なし

ボクは許容範囲でしたが、できればもう少し角度をつけたいと思う人も多いと思います。

US配列のみ

こちらもボクは、US配列を使っていたので問題ありませんでしたが、JIS配列がよい人はそのラインアップはないので注意してください。

バッテリー駆動時間が短い

フル充電で40時間は、結構少なめだと思います。ボクは、現在のところ持ち出し用には考えていないので、有線で使っています。

75%（84キー）は、便利？

良い点でもこちらを挙げましたが、悪い点として右の１列にHome / End キーなどがあり、Enter キーの右が PageUp キーなので、これを誤って打鍵してしまう確率が高いです。慣れが必要です。

まとめ

「HHKBよりいい」とか「悪い」とかいう観点で評価することはできません。

HHKBとは少しジャンルが違うものとして、考えた方がいいと思いますが、このキーボードを触ってみて、HHKBを初めて触った時以上に、打鍵してみてテンションが上がるキーボードです。

皆さんも是非一度触ってみてもらいたいと思えるキーボードです♪