Logicool M575に変わるトラックボール・マウスは?

Trackball

トラックボール・マウスと言えば、「Logicool M575」ですよね。Amazonの売れ筋ランキングでも、常に上位です。

ボクもこの「Logicool M575OW(オフホワイト)」を所有しています。

が、この数年の間に、トラックボールの人気や需要に応え、さまざまなメーカーからこのM575の人気を脅かすモデルが発売されています。

次のトラックボールは、どのモデルにしようか、色々調べてみました。

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Logicool

Logicoolは、スイスに本社を置くマウスなどの入力機器や、ヘッドセットやWebカメラなどのPC周辺機器を製造・販売する会社です。

ちなみにスイス本社名は、”Logitech International S.A”で、海外では、”Logitech”のブランド名です。日本で”Logicool”であるのは、別の企業であるロジテック株式会社(Logitec Corp.)がすでにあったためと言われています。

Logicool M575

まず、Logicool M575ですが、Logicool M570の後継機として、2020.11.26に発売され、Bluetoothの対応、精度の向上、電池寿命のアップなどが測られたモデルです。

ボクの感想や、レビューなどをまとめると以下のような特徴があります。

  • 高性能と信頼性: 優れた性能と高い信頼性を提供しています。多くのユーザーがその安定性と耐久性を評価しています。
  • 快適なデザイン: ユーザーフレンドリーなデザインで、長時間の使用でも快適さを維持します。手になじみやすい形状や、滑りにくい素材などが採用されています。
  • ワイヤレス接続: BluetoothやRF(ラジオ周波数)などのワイヤレス接続をサポートしており、ケーブルの取り回しや接続の便利さを提供します。
  • コストパフォーマンスの高さ: 同価格帯の他の製品に比べて、Logcool M575は高いコストパフォーマンスを実現しています。その性能と機能に対して、比較的手頃な価格で入手できるため、多くのユーザーに選ばれています。
  • カスタマイズ性: 上位機種のMX Ergoなどと比較するとカスタマイズに割り当てられるボタンが少なく、ホイールが横スクロールに対応していません。

Logicool MX Ergo

Logicool MX Ergoは、M570の上位機種として、2017.9.22に発売されました。チルト方式を採用しており、ボディの傾斜角度を調整することができるのが大きな特徴です。

  • 健康的な姿勢の促進: 傾斜角度を調整できる設計を採用しており、ユーザーがより健康的な姿勢を保つことができます。これにより、手首や肩の負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくくなります。
  • 高度なカスタマイズ性: Logicool Optionsソフトウェアを使用すると、ボタンの割り当てやカーソルの速度などを自由に調整できます。個々のユーザーの好みや作業に合わせて、マウスの動作をカスタマイズできるため、使いやすさが向上します。
  • 充電端子: 2017年発売であるため、充電端子が現在主流のUSB-CではなくMicro USB-Bである。
  • 価格が高い: 約8,000円のM575と比較し、MX Ergoは、約18,000円と高額である。

ProtoArc

アメリカのテキサスに本社がある企業で、2000年代からPC周辺機器を製造・販売していて、2021年に独自ブランド”ProtoArc”で販売しているようです。が、創業者など詳細な情報がなく、実質は、中国企業であり、中国で製造されている可能性が高いです。

ProtoArc EM01

ProtoArc EM01は、Logicool MX Ergoに非常によく似た機能を持ったトラックボール・マウスです。

  • 健康的な姿勢の促進: Logicool MX Ergoと同様に傾斜角度を調整できる設計を採用しており、ユーザーがより健康的な姿勢を保つことができます。
  • USB-Cの採用: Logicool MX Ergoの欠点であった充電対象がmicro USB-Bではなく、USB-Cが採用されている。
  • コストパフォーマンスの高さ: 約18,000円と高価なLogicool MX Ergoと異なり、Amazon(2024.04.13現在)約6,000円と、Logicool M575並のコストパフォーマンス。
  • カスタマイズ性が乏しい: 専用ソフトウェアがないため、ボタンの割り当てなどカスタマイズができない。
  • 品質に難あり?: 口コミを拾うと、ホイールの位置がずれている。ガタつきが大きい。ホイールのラッチ音が大きい。筐体からLEDの光が漏れている。など、品質面での難を報告する口コミがある。
  • メンテナンス性が悪い?: トラックボールの取り外しに指で簡単に取り出すことができず、ボールペンなど細いものを使う必要がある。

ProtoArc EM04

ProtoArc EM04は、Logicool M575によく似たルックスのトラックボール・マウスです。

Amazonの売れ筋ランキング(2024.04.14現在)で、2位にランクインしたトラックーボール・マウスです。

※楽天に出品がないため、以下はProtoArc EM05になっていますが、Amazonでの出品は、ProtoArc EM04のリンクから見てみてください。

  • マルチペアリング対応: Bluetooth、USBレシーバーの2種類のLogicool M575に対し、Bluetooth x 2、USEレシーバーの2種類の接続が可能。
  • コストパフォーマンスの高さ: 約8,000円のLogicool M575より、約4,000円とリーズナブル。
  • 静音性: 静音タイプでクリック音が静か。
  • カスタマイズ性が乏しい: 専用ソフトウェアがないため、ボタンの割り当てなどカスタマイズができない。
  • スリープ復帰が遅い?: スリープから復帰するのが8秒程度かかるとの口コミあり。

Kensington

Kensington(ケンジントン・テクノロジー・グループ)は、アメリカ・カリフォルニア州所在のコンピューターの周辺機器を製造・販売している会社です。

Kensington TB550

Kensington TB550は、2023.7.26に発売された51%リサイクル再生プラスチックを使用したサスティナブルなトラックボール・マウスです。

  • 高精度な光学センサー:精度の高い光学センサーを搭載。スムーズかつ精密なカーソルの動きを実現します。また底面のDPIボタンでカーソルスピードを調整できます。(400DPI、800DPI、1200DPI、1600DPI)
  • デュアルワイヤレス接続:TB550トラックボールはBluetooth@Low Energy(LE)または2.4HGzワイヤレス接続(2.4GHzワイヤレスレシーバー)での接続が可能です。
  • 人間工学に基づいたエルゴノミクス設計:1日中使用しても快適に操作できるように人間工学に基づいた設計。45°の傾斜がついているのでマウス操作中の手と手首の角度を握手をした時のような自然な角度に保ちます。またスクロールホイールは4Dスクロール機能付なので垂直スクロールと水平スクロールを行うことができます。
  • 特許取得のボール取り出しボタン:Kensingtonの特許取得のボール取り出しボタンでボールを簡単に取り出すことができます。定期的なお手入れの際に非常に便利です。
  • 高度なカスタマイズ性: KensingtonWorksソフトウェアでスクロールスピードの調整、ボタンへの機能割当が行えるので、PC作業の生産性を高めることができます。
  • 質感: リサイクル再生プラスチックを採用しているためか、質感がチープ?
  • フィット感: 形状が独特なので、人によりフィット感がない?
  • 価格が高い: 約8,000円のM575と比較し、TB550は、約11,000円と高額である。

Kensington TB450

Kensington TB450は、Kensington TB550と同時に発売されたトラックボール・マウスです。

  • TB550と同等:TB550との違いは、TB550は7ボタン、TB450は、5ボタン。
  • 価格: 約8,000円のM575と同等な金額である。
  • 質感: リサイクル再生プラスチックを採用しているためか、質感がチープ?
  • フィット感: 形状が独特なので、人によりフィット感がない?

エレコム (ELECOM)

エレコム株式会社(ELECOM CO.,LTD)は、大阪中央区に本社を置くコンピューター機器メーカーです。

エレコム IST

エレコム IST (M-IT10BR)は、トラックボールの支持部に人工ルビーを採用したモデルです。

エレコム IST (M-IT11BR)は、トラックボールの支持部にベアリングを採用したモデルです。

  • エルゴノミクス形状:手の大きさや握り方を問わず、楽な姿勢で操作できる形状実現。握らず自然な手の形で使える角度で、手首に負担のかからず、長時間の作業でも快適。
  • 36mmの大型ボール: ボールは親指にフィットする直径36mm大型ボールを採用、一度の操作でポインターを広範囲に繊細に動かせます。
  • 支持ユニットが交換可能: 支持ユニットが簡単に交換可能で、人工ルビー、ベアリングに交換でき、従来よりも自然でなめらかな操球を実現。
  • カスタマイズ性が高い: ボタンの割り当ては、「エレコム マウスアシスタント」を利用して変更可能。
  • 接続方法が限定: 接続方法により、Bluetooth、有線、USB(無線2.5GHz)とモデル別になっているため、いずれかの接続方法に限定される。
  • 接続先の切り替えに非対応: 複数端末での切り替えは、ペアリングし直す必要がある?
  • ベアリング版がイマイチ?: 口コミによると、期待したほどボールの転がしが滑らかではなく、ザラザラした感触?

エレコム (M-XT3DR)

エレコム (M-XT3DR)は、6ボタン採用のトラックボールです。

  • エルゴノミクス形状:操作時に接触する6つの骨格・筋肉に着目し、窪みや膨らみを考慮した設計により、まるで手のひらの形状がそのまま映し出されたかのような、操作しやすい新しい「のせ心地」を実現しています。
  • 耐久性: 左右ボタンと減速ボタンには、耐久性能において信頼性が高く、クリック間にも定評があるOMRON製の1000万回高耐久スイッチを採用しています。
  • 大型ルビーを採用: 支持ユニットに直径2.5mmの表面が滑らかな大型人工リビーを採用し操球感が格段に向上しています。
  • カスタマイズ性が高い: ボタンの割り当ては、「エレコム マウスアシスタント」を利用して変更可能。
  • 左手用がある: 左手用のモデルもあるので、左利きの人もエルゴノミクスのトラックボールが使用できる。
  • 接続方法が限定: 接続方法により、Bluetooth、有線、USB(無線2.5GHz)とモデル別になっているため、いずれかの接続方法に限定される。
  • 接続先の切り替えに非対応: 複数端末での切り替えは、ペアリングし直す必要がある?
  • ベアリング版がイマイチ?: 口コミによると、期待したほどボールの転がしが滑らかではなく、ザラザラした感触?

まとめ

リモートワーク普及に伴い、自分の好みのマウス、キーボードを選択できる状況の中、トラックボールを選択する人も増えてきていて、それに伴いさまざまなトラックボール・マウスが登場してきました。

選択するポイントとして、

  • 価格
  • スタイル
  • 接続性
  • 操作性
  • カスタマイズ性
  • サイズ(フィット感)
  • 使用可能時間(電池・バッテリー持ち)

などなど、人それぞれこだわりがあると思います。
そのポイントにあったトラックボールのラインアップが揃ってきたと思います。

ボク自身も、上記のポイントは十分考慮した上で、最終的に一番こだわるポイントは、

操球感

これかな?と、思います。

キーボードならタイピング時の

打鍵感

これが重要なファクターだと思っています。これが納得いかないと、日々の作業が苦痛に感じることになるでしょうし、良ければ日々楽しく作業できる要素だと思います。

ただ、こればかりは、カタログ上のスペックでは分からないポイントなので、実際に触るか、いろいろな人の口コミ・ブログなので、推測するしかない点が、悩ましいですね;(

これからも、まだまだ理想のトラックボール探しの旅が続きますね:)

noru
noru

では、では

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