M2 Mac mini Pro
M2 Mac mini Pro 購入しました♪
ボクのメイン機は、Mac mini (Intel, 2018)で、2020年に M1 Mac mini が発売された頃から、Apple M1チップに魅力を感じていたので、購入を検討していたのですが、購入をためらっていた理由として、
Parallels が M1 Mac miniに対応していなかった
と、いうことが一番のポイントでした。
基本的には、mac OSで作業しているのですが、Windows の環境が必要になることも多く、仕事上、Paralleles は必要なソフトウェアです。
ちなみに、Parallels(パラレルズ)は、
Parallels Desktop for Macは、Mac上でWinodwsやLinuxなどの異なるOSを動作させるための仮想ツールです。
MacでWindows専用のアプリケーションを利用することができます。
MacとWindowsの間でファイルを共有、ファイルのドラッグ&ドロップやコピー&ペーストが簡単に行うことができる。
ものです。
Parallels はその後、2021年8月にリリースされたバージョン 17で、Apple M1チップに対応したのですが、M1 Mac mini は、Thunderboltのポートが2ポートしかなく、ボクが所有している Intel Mac mini は4ポートなので、ちょっと拡張性が不満でした。
そして、2023年2月にThunderboltのポートが4ポートの M2 Mac mini Proが発売されました。
これで「Appleシリコン」チップ搭載のMac miniに移行できる条件が、揃ってきたのですが、最終的に購入する契機となったのは、先日のIntel CPUの問題でした。
ボクの Mac mini (Intel, 2018)も該当するCPUでしたので、これを機に購入を決めました。
Intel 版と M2 版の比較ですが、CPU以外もWi-Fiの規格なども、ちょっとだけ進化しています。
Mac mini (Intel, 2018) | M2 Mac mini Pro (2023) | |
---|---|---|
CPU | 3.2GHz Intel Core i7 | Apple M2 Pro |
コア数 | 6コア | 2コア |
GPU | Intel Graphics 630 GPU | 19コア |
メモリ | 32 GB 2667MHz DDR4 | 16 GB |
ストレージ | 1 TB | 1 TB |
ワイヤレス | 802.11ac Wi-Fi | Wi-Fi (802.11ax) |
Bluetooth | 5.0 | 5.3 |
Thunderbolt | Thunderbolt 3 (4ポート) | Thunderbolt 4 (4ポート) |
USB-A | 2ポート | 4ポート |
ディスプレイ | HDMIポート | HDMIポート |
LANポート | ギガビットEthernet | ギガビットEthernet |
筐体、背面もIntel版と変わらないですね 🙂
Parallels Desktop 20 for Mac
残念ながら、Intel ベースの仮想マシン(VM)は、Apple シリコン チップ搭載のMacとの互換性がありません。
ですので、今回はM2 Mac mini上で、新たにWindows 11 の仮想マシンを新規に作成しました。
M2 Mac mini のExplorerを確認すると、Apple シリコンは、Armベースなので「Program Files (Arm)」っていうフォルダがあるのが、目新しいですね。
Cinebench 2024
性能測定として、「Cinebench 2024」を使って計測してみました。
比較として、Mouse コンピュータ(AMD Ryzen 5)も加えています。
PC | Processor | Parallels | Native |
---|---|---|---|
Mouse CT6 | AMD Ryzen™ 5 5500U | – | 70 |
Intel Mac mini 2018 | Intel Core i7-8700B | 49 | 70 |
M2 Mac mini 2023 | Apple M2 Pro | 96 | 111 |
PC | Processor | Parallels | Native |
Mouse CT6 | AMD Ryzen™ 5 5500U | – | 288 |
Intel Mac mini 2018 | Intel Core i7-8700B | 221 | 369 |
M2 Mac mini 2023 | Apple M2 Pro | 359 | 791 |
数値上、M2 Mac mini が Intel Mac miniを上回っていて、Parallelsでの数値も良いですね。
実感として、「圧倒的に速く快適になった」とまでは言えないですが、ストレスを感じないくらいスムースになったような感覚です。
いまのところ、M2 Mac mini に Intel Mac mini にインストールしていたアプリケーションを全て入れている訳ではないので、Windows がARM版になったことで、「使えなくなった」とか「不安定になった」というアプリケーションもまだありません。
Parallels Desktop が、Windowsの互換性をかなりの水準で保っていてくれて、素晴らしい!と改めて感じます。
これは、今後も使っていって、検証していきたいと思います。
また、Intel Mac mini を使っていて、CPUの発熱でPC本体が「大丈夫?」と心配になるくらいに暑くなっていたので、計測してみました。
これは、PCに負荷をかけている状態ではなくて、アイドリングですが、Intel Mac miniは、温度が高いですね。
動画編集など、CPU負荷が高い作業をするとPC本体が、「熱暴走するかな?」というくらいなのでCPUファンを回すことがあるくらいですが、M2 Mac miniだと、全くそのような状態にはならないです。
M2 Mac mini なら、PC本体の熱を気にしなくていいのも、精神的な負担が少なくなってよかったですね。
簡単なまとめ
しばらく、使っていて良くなったと感じた点を感じたのは、
- PCの起動が速くなった
- PCの発熱が低くなった
- Parallels の動作がよりスムースになった(気がする)
- Windows がARM版になっても、Parallels で、問題があるアプリケーションがない(今のところ)
という感じです。
Apple シリコンの Mac miniに移行して、一番懸念していた Parallels が今までどおり使えるので、非常によかったですね♪
では、では♪
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