騙されたぁっ!SONY WH-1000XM5の偽物がAliExpressで販売!

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すっかり騙されてしまいました;(

AliExpressの罠

「SONY WH-1000XM5」と思って購入した偽物の特徴とその後のショップおよびAliExpressとの交渉、そして騙されないためのポイントについて記録しておきます!

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SONY WH-1000XM5とは?

Sony WH-1000XM5は、優れた特徴を備えています。

  1. ノイズキャンセリング性能:
    • 統合プロセッサーV1を搭載し、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現しています。
    • マルチノイズセンサーテクノロジーにより、圧倒的な静寂を提供します。
  2. 高音質:
    • 専用設計30mmドライバーユニットを搭載し、低音域から高音域までの再現性を高めています。
    • Walkman技術の活用により、微細音の再現や広がり、定位感の向上を実現し、自然で伸びのある音質を提供します。
  3. 装着感と快適さ:
    • 軽量で耳にしっかりフィットする形状で、長時間の使用でも耳や頭への圧迫感を最小限に抑えます。
    • ソフトなイヤーパッドと調節可能なヘッドバンドにより、異なる頭の形や大きさに柔軟に対応し、快適なリスニング体験を提供します。
  4. スマート性能:
    • Quick Access(クイックアクセス)機能により、音楽ストリーミングサービスの楽曲をシームレスに再生できます。
    • 音声アシスタント機能にはGoogleアシスタントとAmazon Alexaが搭載されており、音声操作で操作や情報の確認ができます。
  5. Bluetooth機能:
    • マルチポイント機能により、2台の機器と同時接続でき、通話や音楽の切り替えが簡単に行えます。
    • マルチペアリングにより、最大8台の機器とペアリングできます。
  6. 便利な機能:
    • Bluetooth機能対応ブラビアと接続でき、大画面で迫力のサウンドを楽しめます。
    • Android端末との接続が簡単に行えるGoogle Fast Pair対応です。
  7. ロングバッテリーライフ:
    • ノイズキャンセリングON時は最長30時間、OFF時は最長40時間の音楽再生が可能です。
    • クイック充電にも対応しています。

AliExpresとは?

AliExpress(アリエクスプレス、中国語:全球速卖通)は、2010年に開設された国際的な消費者へ向けたオンラインマーケットプレイス(越境EC)サイト。中華人民共和国のアリババグループにより運営されている。世界で最も携帯用ショッピングアプリがダウンロードされているサイトの一つとなる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/AliExpress

販売、決済機能を小売業者に対して提供するプラットフォームであり、AliExpressが自社で商品を仕入れて販売しているわけではない。販売されている商品すべてが正規品とは限らず、模造品を扱っている業者もあるので注意を要する。Amazon.comなどのサイトと同様に購入者が購入した商品を評価する手法が導入されており、購入予定者の判断の一助となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/AliExpress

AliExpressは、上記のように通販サイトのプラットフォーム(販売、決済機能)を提供していて、実際の販売は小売業者が行っています。

日本で行ったら、楽天が提供している「楽天市場」と同じプラットフォームですね。

ここで、事前にお断りしておきたいのは、「AliExpressの罠」という見出しで記載していますが、

「AliExpressというプラットフォームが闇である」

という意ではなく、

「AliExpressに出店している小売業者の中には、偽物を販売している悪質な業者も存在しているという罠がある」

という意であることを理解しておいてください。

なぜ購入してしまったのか?

さて、ボクがこの偽物の「SONY WH-1000XM5」を購入してしまった背景についてですが、

AliExpress Anniversary Saleだった

AliExpressでは、毎年3月下旬にアニバーサリーセールと称して、大規模なセールが開催されていて、まとめ買いすると、その金額に応じて割引がされます。

このとき、ボクは2品で約11,000円程度の購入を決めていたので、折角ならあと1品で12,000円以上で1,500円オフのクーポンを得ようと、物色していたところ、何と約45,000円するSony WH-1000XM5が、約90%引きの4,941円で販売されていました。

後から考えてみれば、そんなに値引きされているなんて、おかしいのですが、この時はセールの期限がありちょっと焦っていて、冷静な判断ができていませんでした。

おそらく、SONY製品も中国で製造されているので(正規品は、マレーシアで製造されているらしい)、製造国では大胆な割引が可能なのかな?と思いこんでいました。

そして、カラーも正規品は、ブラック/プラチナシルバーそして、限定カラーのミッドナイト・ブルーの2色でしたが、そのショップでは、ブラック/プラチナシルバー/ミッドナイト・ブルーそしてホワイトの4カラーあり、WH-1000XM4では、サイレント・ホワイトを所有しているボクは、「ホワイトもあるんだっ!」と喜び、思わず、ポチってしまいました。

SONY WH-1000XM5の偽物

偽物の特徴

重量

まず、届いてみて、箱が少し潰れていたのは、中国通販あるあるで、少し「嫌だなぁ」と思った程度でしたが、「おやっ?」と思ったのが、箱を持ってみて「んっ?軽いな?」ということでした。

カラー

悪質ショップとの戦い!

セール価格に惹かれてしまい正規品だと誤認して購入したのは、こちらの過ちですが、SONYの製品の偽物を堂々と販売しているのは、絶対に許せない!と思い、偽物を掴まされて泣き寝入りをしたくはないので、悪質ショップと戦うことにしました。

紛争開始

まず、AliExpressでは、商品が届くと、「受取確認」することになります。が、ここで承認せず、「返品/返金」の申請を行いました。

  • 配達状況:商品は、確かにとどきましたので、「商品の一部または全体が到着」を選択
  • 理由を選択:箱には、SONYとなっていますが、明らかにSONYの製品ではないので「ブランドが記載された内容と異なる」を選択
  • 申請タイプを選択:「払い戻しのみ」を選択。ここでは、「返品及び払い戻し」の選択もありましたが、送料を払ってまで返品して、その返品により、また別の顧客へ販売されたのでは困るので、「払い戻しのみ」を選択しました。
  • 払い戻し金額:ここでは、初期表示された「¥4,941」のままにしましたが、よく見ると上記では、「¥4,940」¥1差額がありますが、注文履歴から確認すると「¥4,941」になっていましたので、「¥4,940」は誤記ですかね?
  • 裏付けとなる情報:「送られた商品が偽物だった」をGoogle 翻訳で翻訳し、「发送的产品是假货」と記載しました。
  • 関連する写真または動画をアップロードする:送られてきた偽物の商品を撮影し、「偽物」を画像に転記し、アップロード。SONYの正規商品の画像に「本物」を転記し、アップロードしました。

以下は、送信した内容です。

ショップとの戦い

そして、ショップから返信がきました。以下は、スマホアプリでの表示ですが、返信が英語できたので、翻訳してみました。

  • セラーの提案:No refund(返品なし)
  • 払い戻し金額:0円
  • セラーのメッセージ:払い戻しには、品質問題の証明または、損傷証明の写真が必要です。提供できない場合は、払い戻し許可を得ることが出来ません。

と、返事が来ました。「品質問題」もなにも、偽物であることを証明する写真も前回添付済みでしたので、「すべて拒否」をクリックしました。

その後も、同内容のメッセージが来ましたが、そのまま「すべて拒否」で返信しました。

AliExpressの介入

AliExpressには、「Eva」と呼ばれるチャットボットがあります。取引がなかなか完了していなかったためか、うろ覚えですが、AliExpressにログインした時に「Eva」が表示されたので、ヘルプを要請しました。

「Eva」に対して、「説明と異なる商品」を選択し、「商品が説明どおりではありません」と返信しました。

「今すぐにエヴァにAliExpressへのエスカレーションを手伝ってもらいたいですか?」との問いに「はい」と返答しました。

これにより、「AliExpressが介入し、2営業日以内には解決策を提供します。」との回答を得ました。

解決!

AliExpressに調停を依頼して、すぐに、AliExpressからメールがきました。

詳細を確認してみると、

  • 最終的解決:払い戻しのみ(「商品の返品は不要です」との記載もあり)
  • 払い戻し方法:購入時に使用した支払い方法

希望通り「払い戻しのみ」で、早速払い戻しの処理が行われたみたいです。

すぐさま、払い戻しの完了の通知がきましたので、「払い戻し履歴」を確認してみると、

「返金申請」から1営業日で「完了」となりました。
支払いに使用したのは、「PayPal」でしたが、PayPalからもメールが、

たしかに、「PayPay」にも返金を確認できました。

解決後

改めて、交渉の履歴を見てみると、

3/30に交渉を開始し、ショップとのやり取りが、3/30~4/2で、4/3の15:22にAliExpressが介入し、同日22:01には、返金として解決しました。

AliExpressの対応の速さに驚きですね:O

そして、ショップは?

なくなっていました:O

AliExpressからペナルティとして、出店を取りやめられたのか?自ら出店を取りやめたのか?は、不明ですが、ショップは存在しなくなっています。

ショップ名は、「Shop1103222112 Store」でしたが、今改めて見ると、適当なショップ名でしたね。

AliExpressの取り組み

「売買時のトラブル(オープン紛争)」、「知的財産権侵害に関する苦情や報告」、また、「制限または禁止された製品の報告」などもこちらで、申請や報告ができる仕組みがありました。

今回、「売買時のトラブル(オープン紛争)」を利用した訳ですが、AliExpressとしては、「購入者保護」をしっかりと取り組み、企業として継続的な成長を目指しているのではないか?と、思っています。

スピード感のある対応で、今回のことで安心感を得ました。

まとめ

偽物を購入しないためには?

正規販売店で購入する

確かな商品を購入する場合は、その製品のオフィシャルサイトがあれば、そちらから購入しましょう。

偽物を購入してしまったら?

諦めずに戦おう!

AlliExpressでは、購入者を保護する仕組みがあります。言葉の障壁もありますが、翻訳ソフトなどの利用も可能ですので、諦めず戦いましょう!

noru
noru

では、では♪

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