はじめに
配信やゲーム実況向けのUSB/XLR対応ダイナミックマイクとして人気の「FIFINE AM8」。
その後継・上位モデルとして登場したのが「FIFINE AM8 PRO(AM8 ProT)」です。
見た目はよく似ていますが、
- 24bit録音対応
- ゲーム音とチャット音のミックス機能
- FIFINE Genieソフト対応
- RGBブームアーム付属
など、AM8にはない機能が追加されています。
しかし気になるのは、
「実際に価格差分の価値はあるのか?」
という点ではないでしょうか。
今回はAM8 PROを実際の使用シーンを想定しながら、AM8と比較レビューしていきます。
FIFINE AM8 PROとAM8の違い
まずは両モデルの違いを一覧で見てみましょう。
| 項目 | AM8 | AM8 PRO |
|---|---|---|
| マイク方式 | ダイナミック | ダイナミック |
| 接続 | USB/XLR | USB/XLR |
| 録音品質 | 16kHz / 16bit | 48kHz / 24bit |
| モニタリング | ○ | ○ |
| RGB | 基本機能 | 強化版 |
| ソフトウェア | 非対応 | FIFINE Genie対応(Windowsのみ) |
| ゲーム/チャットミックス | × | ○ |
| 付属アーム | なし | RGBブームアーム付属 |
| ターゲット | 一般ユーザー | 配信者・ゲーマー |
| 価格 | ¥9,399 | ¥13,299 |
AM8 PROは単なるマイナーチェンジではなく、「配信者向け機能を強化したモデル」と考えると分かりやすいでしょう。
外観と付属品を比較
AM8 PROは開封後すぐに配信環境が完成
AM8にはデスクスタンドが付属しています。
一方でAM8 PROにはRGB対応のブームアームが同梱されています。
実際に設置してみると、
- マイク位置の調整がしやすい
- デスクスペースを広く使える
- 配信映えする
というメリットがあります。
後からブームアームを購入することを考えると、AM8 PROのセット内容はかなり魅力的です。
音質比較
スペック上はAM8 PROが有利
AM8は16bit録音。
AM8 PROは24bit録音に対応しています。
理論上はAM8 PROの方がダイナミックレンジが広く、録音データの余裕があります。
ただし、
YouTubeやDiscord、Twitchなどへアップロードした際には圧縮されるため、視聴者が違いを感じる場面は多くありません。
実は「そのままの音」はAM8が好みという声も
興味深いことに、多くのレビューでは
- AM8は低音に厚みがある
- AM8の方がそのまま使いやすい
- AM8 PROはフラット寄り
という評価が見られます。
つまり、
AM8
「挿した瞬間からいい音」
AM8 PRO
「EQで作り込むと伸びる音」
という違いがあります。
そのため、
ZoomやDiscord中心ならAM8でも十分満足できる可能性があります。
AM8 PRO最大の魅力はソフトウェア
AM8 PROには「FIFINE Genie」が対応しています。(※ただし、2026/07/26現在、Windowsのみ対応しているようです。)
このソフトを利用すると、
- EQ調整
- RGB同期
- オーディオミックス
- ライティング制御
などが行えます。
特にEQ機能は便利です。
声質に合わせて調整できるため、
動画制作や配信を行う人には大きなメリットになります。
ゲーマーにはAM8 PROがおすすめ
AM8 PRO最大の特徴が、
ゲーム音とチャット音のミックス機能
です。
例えば、
- FPSをプレイ
- DiscordでVC
- OBSで配信
という環境では、
ゲーム音と通話音量を手元で調整できます。
これは通常、外部ミキサーや追加ソフトが必要になることもあるため、配信者には非常に便利な機能です。
気になったポイント
AM8 PROにも弱点はあります。
XLR接続では追加機能が無効
RGBやソフトウェア機能はUSB接続時のみ利用できます。
XLR接続時は通常のダイナミックマイクとして動作します。
将来的にオーディオインターフェース中心で使う予定なら、
AM8でも十分という考え方もできます。
ソフトが少し複雑
Redditなどのユーザー投稿を見ると、
初めてFIFINE Genieを触るユーザーから「設定が少し分かりづらい」という意見もあります。
ただし、一度設定してしまえば大きな問題はありません。
こんな人にはAM8がおすすめ
- 初めてマイクを購入する
- DiscordやZoomが中心
- コスパ重視
- シンプルに使いたい
- XLR中心で運用予定
AM8は現在でも非常に完成度の高いモデルです。
こんな人にはAM8 PROがおすすめ
- ゲーム配信を行う
- OBSやDiscordを頻繁に使う
- RGBデスク環境を作りたい
- 音質を細かく調整したい
- ブームアームも一緒に欲しい
こうした用途ならAM8 PROの価格差は十分回収できるでしょう。
結論|買うならどっち?
私の結論は次の通りです。
音質重視ならAM8
AM8はそのまま使っても十分に良い音で、コストパフォーマンスは非常に高いです。
機能重視ならAM8 PRO
ゲーム配信やRGB環境、ソフトウェアによる音作りを楽しみたいならAM8 PROがおすすめです。
価格差が小さいならAM8 PRO。
価格差が大きいならAM8。
これが最も後悔の少ない選び方だと思います。
FAQ
Q. AM8 PROは音質が大幅に向上していますか?
スペック上は24bit対応ですが、実際の配信や動画では劇的な差を感じる場面は少ないです。
Q. AM8 PROのRGBはXLR接続でも使えますか?
使えません。RGBやソフトウェア機能はUSB接続時のみ利用できます。
Q. 初めて買うならどちらがおすすめですか?
シンプルさとコスパを重視するならAM8、配信機能を重視するならAM8 PROがおすすめです。

では、では♪


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