分離型キーボードって?
最近、一部のユーザーの間で話題になっている分離型キーボードってご存知ですか?右手と左手で分担するキーのエリアを物理的に分けているキーボードなんですが、これはエルゴノミクス(人間工学)の観点から、両手を狭いキーボード上に揃えて、両肩が縮まった姿勢ではなく、左右のキーボードをある程度間隔を離し、両手がより自然な「ハ」の字のポジションが取れるように考慮されたキーボードです。
具体的には、通常のキーボードと同様にさまざまなタイプのキーボードがあるのですが、ボクが気になっているキーボードたちは以下のものです。
MoonLander Mark Ⅰ
ZSAで販売されている”MoonLander Mark I”は、一番気になっている分離型キーボードです。直線的なキー配置で親指に色々な機能キーが配備されていて、パームレストも付いているキーボードです。単純に見た目が素敵です!
Choco60 ver.2
Keys.recompile.netさんが販売されている自作キーボードキットの”Choco60 Ver.2″です。遊舎工房さんでも扱っているキーボードのようです。キーの配列がHHKBと同じレイアウトで、HHKBをメインで使っているボクには、ピッタリだと思っているキーボードです。
7sKB
サリチル酸という方が販売されている自作キーボードキットの”7sKB”です。こちらも遊舎工房さんで扱っているキーボードのようです。こちらもキー配列がHHKBと同じレイアウトで、いいですね♪
Keyball 61
白銀ラボさんが販売されている自作キーボードキットの”Keyball61″です。こちらも遊舎工房さんで扱っているキーボードのようです。こちらの特徴はなんといってもトラックボールが搭載されていることですね。ボクは、HHKBをメインのキーボードとして、トラックボール・マウスの”Kensington Pro Fit Ergo Vertical”を使っていますが、このキーボードならこれだけで全てが賄えるのでいいですね。
Keychron Q8
こちらは、分離型キーボードではありませんが、「Alice(アリス)配列」と呼ばれる左右のキーが分割されている配列のキーボードで、Keychron Q8です。Fnキーが2つあるのと、「B」のキーが左右どちらにもレイアウトされているのが面白いですね♪
分離型キーボードをシミュレートする!
さて、上記のキーボードはとても魅力的で興味あるものたちですが、はたまた慣れるものなのでしょうか?
ということで、購入する前に分離型キーボードがどういう感触なのか2台のキーボードでシミュレートしてみようと思います。
ボクはPFUの「Happy Hacking Keyboard」いわゆる”HHKB”を2台所有しているので、この2台を使用してシミュレートします。
シミュレーションの問題点
が、単純に2台をUSBケーブルまたは、Bluetoothで接続した場合、ちょっとした問題があります。それは、
- 修飾キー(ShiftやCtrlキーなど)がキーボードを跨いだ場合、認識されない
ことです。つまり、右のキーボードでShiftキーを押しながら、左のキーボードで”a”を押下した場合、大文字の”A”にならないんです;(
何かしらこれらの問題点を解決できないか?と思っていたら、ありました!
Karabiner-Element
Karabiner-Elemetsは、Mac向けのキーボードの設定をカスタマイズできるソフトウェアです。
https://karabiner-elements.pqrs.orgからダウンロードできます。
インストールするとキー操作の権限を要求されますので、”Karabiner_grabber”、”Karabiner_observer”に対して「入力監視の許可」を与える必要があります。
“Karabiner-Elemets”では、さまざまな設定が可能のようですが、ボクの行いたかった設定
- 修飾キー(ShiftやCtrlキーなど)の同期化
が、行えるようになりました:)
2台のキーボードで分離型キーボードをシミュレーションしてみたい方は、ぜひ”Karabiner-Elemets”をお試しください。
では、では♪
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