スムースな操球感!ELECOM IST 5ボタン ベアリングモデル

Trackball

最近、トラックボールを愛好する人たち(トラックボーラー?)の間で、話題沸騰のエレコム ISTを購入してみました!

ELECOM ISTトラックボール

ELECOM ISTトラックボールは、4年ぶりに発表されたトラックボールの新シリーズです。特に今回は、

  1. トラックボールに36mmの大型ボールを採用している
  2. トラックボールを支持(支える部品)にベアリングを採用したモデルがある

ということが、話題の中心になっています:)

  1. ベアリング搭載:ELECOM IST はベアリング部分が特徴的で、スムーズな操作感を提供します。ベアリングは、ミニ四駆やハンドスピナーで使われるもので、滑らかな回転を実現します。
  2. 大型ボール:トラックボールのボールは従来の34mmサイズより一回り大きな36mmのボールを採用しており、ポインターを広範囲かつ繊細に動かすことができます。
  3. 接続方式:ELECOM IST は有線、2.4GHz無線、Bluetooth無線の3種類の接続方式があります。
  4. エルゴノミクスデザイン:握らず自然な手の形で使えるデザインで、手首に負担がかからない角度を採用しています。
  5. 掃除の頻度が低い:ボールの支持部分が汚れにくく、掃除の頻度が低いため、使いやすさを保ちながら手入れが簡単です。
トラックボール新シリーズ「IST(イスト)」(引用:elecom.co.jp
高性能ベアリングを搭載し、滑らかな操球を実現(引用:elecom.co.jp
36mmの大型ボールを搭載(引用:elecom.co.jp
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製品モデル

トラックボールの支持部分にベアリングモデルを採用しているモデル以外には、従来の人工ルビーのものがあり、また接続方式、カラーの組み合わせで12種類ものタイプに分かれています。

無線モデル(Bluetooth/USB2.4GHz)は、マルチデバイス対応ではないので、接続方式の選定は重要です!

製品モデル支持方式カラーAmazon価格(2024.08.04)
有線モデル人工ルビーブラック ¥4,100
ホワイト
ベアリングブラック¥6,636
ホワイト
Bluetooth®無線モデル人工ルビーブラック¥4,833
ホワイト
ベアリングブラック¥5,784
ホワイト
USB2.4GHz無線モデル人工ルビーブラック¥3,655
ホワイト
ベアリングブラック¥5,540
ホワイト

ELECOM IST USB2.4GHz無線モデル(M-IT11BRWH)

このモデルを選択した理由

ボクが今回購入したのは、ベアリング、USB2.4GHz無線モデルです:)

このモデルを選択した理由は、

  • ベアリングを試してみたい
  • Blootooth接続は切り替えのペアリング作業が面倒なので、物理的にUSBドングルを挿してデバイスを切り替える方式の方が利便性が高そう

ということで、こちらを購入しました。

ボクが考えるモデル別でのお勧めするシチュエーションは、以下です。

製品モデルお勧めするシチュエーション
有線モデル・無線にこだわりがない
・USBコネクタがあるPCで、デバイスの切り替えは物理的に挿し込みの対応でよい
・Bluetoothが利用できない社用PC
Bluetooth®無線モデル・Macbook、iPadなどUSBコネクタが標準で装備されていないデバイスで使用したい
・Bluetoothが利用できる社用PC
USB2.4GHz無線モデル・USBコネクタがあるPCで、デバイスの切り替えは物理的に挿し込みの対応でよい
・Bluetoothが利用できない社用PC

仕様

コネクター形状USB-A プラグ
接続方式USB2.4GHz無線
対応機種USBポートを装備したWindowsOS、macOS、 ChromeOS 搭載機
対応OSWindows 11/10 / MacOS Ventura 13 / ChromeOS
通信方式GFSK方式
電波周波数2.4GHz帯
電波到達距離最長約10m
読取り方式IR LED
センサー分解能500DPI
ボタン数5個 ※ホイールボタン含む
ホイール数1個
ボール径直径約36mm
支持球種類ベアリング
レシーバー収納対応
電源単3形アルカリ乾電池、単3形マンガン乾電池、単3形ニッケル水素二次電池のいずれか1本
電池寿命最長約25カ月(アルカリ乾電池使用時の目安) ※ご使用状況により異なる場合があります。
外形寸法幅約96mm×奥行約126mm×高さ約52mm
重量約148g
内容物トラックボール本体×1台、動作確認用単3形アルカリ乾電池×1本、取り外しツール×1本、レシーバー×1個
カラーホワイト
保証期間2年間

アプリケーション

「エレコム マウスアシスタント」というアプリケーションが利用できます。「ジェスチャー機能」を使用したい人は、必須ですね。

使用感

1ヶ月程度使ってみた感想です。

良かった点

  • ベアリング支持方式:スムースな操球感
  • 36mmボール:操作性よし
  • エルゴノミクスデザイン:手にフィットする
  • スイッチ類:全て全面に配置
ベアリング支持方式

ベアリング支持方式は、操作が軽く、快適で、思ったところにポインティングできて想像以上によかったです。

また、油脂やホコリなどで操作性が悪くなることもなく、この1ヶ月、気になって球を取り出して掃除してみたこともありましたが、ルビー支持方式の場合、2、3日に1度は掃除しないとスムースな操球ができなくなるのと比較して、メンテナンスフリーと言ってもいいくらい、掃除しなくても大丈夫でした!

36mmボール

通常(34mm)のボールより、大きい36mmのボールは、違和感なくスムースな操球感を得られます。

エルゴノミクスデザイン

エルゴノミクスデザインは、一見角があるデザインでどうかな?と言う印象ですが、手に馴染みやすく、また小ぶりなので、女性など手が小さめな方にもフィットすると思います。

スイッチ類の配置

デバイスの切り替え、DPIの切り替えなどがなく、電源ボタンだけのシンプルなスイッチ類で、上部のみに配置されているので、トラックボールをひっくり返す必要がないのがよいです。

残念な点

  • ベアリング精度:ちょっと期待しすぎた;(
  • ボタンの操作性:ちょっと微妙;(
ベアリング精度

ルビー支持方式よりは、断然スムースでかつ、汚れが付着しづらくメンテナンスがよいのですが、ハンドスピナーの回転のスムースさをイメージを持っていたのですが、そのイメージほどではありませんでした。

どうもガリガリ、ゴリゴリした感触が拭えない感じです。(個体差もあるかも知れませんが、)

ボタンの操作性

ボタンが静音ボタンではないのが、ちょっと残念ですが、それ以上に右左ボタン、ホイールボタンのクリックが硬いです。

Logcool M575などと比較して、ちょっと硬いかな?という印象なのですが、1日中使っていると、指が痛くなってきました。

また、ホイールボタンもちょっと重いのか、ホイールのゴムの質のせいなのか、判断つかないのですが、ホイールによる摩擦で中指の皮膚がヒリヒリしてきました。

まとめ

ベアリングを使ってみて、ルビーの支柱よりもスムースな操作性が得られ、良かったです。

ただし、ボタン類がLogicool M575などと比較して、硬い印象なのが長時間使用で辛くなってくるので、静音タイプのボタンに変更になれば、よいのになぁと思いました。

noru
noru

では、では♪

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